ネパール館が開館 全てのパビリオンそろう 大阪・関西万博

大阪・関西万博で唯一、開いていなかったネパールパビリオンが19日、3か月余り遅れてオープンし開催期間の折り返しを過ぎてようやく全ての参加国の展示がそろいました。

開幕から98日目の19日にオープンしたのはネパールパビリオンで関係者が拍手や合掌をして来場者を歓迎しました。

1階は、ネパールの仏塔をかたどった金色のモニュメントを中心に、8つの飲食店や物販店が軒を連ね2階には仏塔や仏像のレプリカやまんだらが飾られていて文化を感じられる空間が広がっています。

訪れた大阪・茨木市の30歳の男性は「万博に来るのは開幕日から25回目で、建物の中に何があるのか興味がありました。展示が強く印象に残りました」と話していました。

ネパールパビリオンは委託を受けた現地の民間会社から日本の施工業者への建設費の支払いが滞り工事が中断していましたが、先月(6月)、工事は再開され大使館関係者は支払いもほぼ終わったとしています。

これで大阪・関西万博は半年間の開催期間の折り返しを過ぎてようやく参加する158の国と地域や民間などの84のパビリオンが出そろいました。

ニュースソース:NHK